院長紹介

菅 一憲

学生時代激しく柔道に打ち込んでいた頃、身体のあちこちに怪我を負い、

常に痛みを抱える日々を過ごしてきました。

膝の前十字靭帯は17歳の時に断裂し、

当時まだ日本で3例目と前例の少ない人工靭帯再建術にて

膝の再建以来常に違和感や痛みを抱えながら過ごしてきた経験は、

施術の臨床でわがことのように患者さまの痛みを理解する点で

とても大きく役立っています。

 


所有資格

 

・はり師(国家資格)

・ 灸師  (国家資格)

・ 薬品登録販売者(国家資格)

・ NSCA CPT (全米ストレングス&コンディショニング協会 公認トレーナー)


院長ごあいさつ

治療家としての創成期・・・人工透析クリニック

「痛みを感じるたび医者に何度も伝えたが“その痛みに慣れなさい”としか言ってくれない。この先ずっと抱えていくしかない」

人工透析クリニックに足掛け5年勤めていた頃、多くの患者さんから聞いた言葉です。

痛みやつらさに縛られて何もできない、積極的になんてなれない...

週3日、何があっても通い続けるこの人たちのためにスタッフとして本当に必要な事をしているだろうか。今できることは何かないのか...

無力感の果てを埋めるように、身体の事、病気の事、ケガの事、そして心の事、改めて深い学びを求めのめり込んでいくように勉強を重ねてきました。


乞うような学びの先に・・・旧き友の支えを受けて

幸いにも旧い学友に医師が多く何度となく会って話をする時間をつくりました。日々何人もの患者を診てオペもこなす彼らとの会話は程よい緊張感のもと僕自身の知識レベルをグンと引上げ、正確な疾病を見誤らない力、すなわち検査確認の重要性とリスクへの備え。そして正しい知識根拠に基づく精度の高い医術に関して、再現性に富む多くの知恵、実践力を与えてくれました。

 

解剖学、生理学などの基礎知識は無論の事、日々更新される新たな学術論文を精査し自分の知識レベルを常に維持する努力と、その知識を臨床で活かす勇気。何気ない日常業務の裏側にある隠された努力の積み重ね。

そこには絶対に失敗の許されないヒトの身体を診る「覚悟」が根底にあること。覚悟を持って臨床に臨むこと。

あたりまえに、しかしとても重要な事を旧き友人は伝えてくれました。多くの学会や講習会にも参加しておりますが、人を診る「覚悟」を奮い立たせる刺激的なものは彼らとの関り以上、他にありません。

矛盾 葛藤と闘う・・・心ある治療家として

旧友の医師たちとの会話は友達がゆえに忌憚なく、日々起きている事の話や彼ら医師としての立場や想い、葛藤そして現在の医療制度における矛盾、限界などなど...

職業として数ある職種から医師を選択した者、医道に忠実な者...

決して一般には公開されない会話の中では同じ医師であっても捉え方に多様性のあること、それも含めて今現在僕らが置かれている現状を深く認識するに至りました。

改めて、友人に心ある医師がいることを誇りに思うとともに高校時代から続くこの関りに表し難い感謝の念を抱いています。


必ず良くする!・・・大きなる気概をもって

僕は医師ではありませんが、人の身体を診る端くれとして、身体を治す意味や目的に関しても深く考える機会となりました。

正しい医学知識のもと、心ある医師たちと話を重ねるたびに思う事は

ヒトの身体は薬や施術が治すのではなく、自らの身体に備わっている

“治すチカラ”だけが個々の身体を治すということ。

免疫だったり代替機能だったり動的平衡に向かう力が備わっているのです。

 

僕らはその力を引き出すきっかけに過ぎず、決して驕ることなく謙虚に学びを重ね、臨まないとならない。今感じている「痛いつらい」を解決に導く事で、その人が持つ“治すチカラ”を最大限引き出すことに僕は全力を尽くす。痛みから解放された瞬間、その人の空気が変わり思わず笑顔がこぼれる。その瞬間がとても嬉しくてそれだけを目指して日々施術に臨んでいます。 

「必ず良くする!」

この気概は施術に臨むに至り忘れた事はありません。

“痛いつらい”から解放され、瞬間思わす笑顔がこぼれる。やがて「元気」を取り戻して前向きに生きていける。

そのお手伝いができるようにといつも心に認めて施術に臨んでいます。


菅鍼灸治療院とは

2022年6月、東京・文京区千駄木から移転して以来、東京から足を運んで頂く患者さまが絶えず、またご紹介の口コミで広げて頂き、ご縁が広がってきました。遠くは名古屋、沖縄から来られた方も。

 

他の治療院へ行ってみたけど、確実で、安心できる治療を受けたいからと足を運んで頂く患者さまのお気持ちを大事に、決して裏切らないという強い気持ちを持って日々施術の臨床に臨んでいます。

 

今抱える痛みのみならず、お身体の不安や生活習慣に関するご相談も多く頂いており、旧友の医師との連携で常に最新の情報に基づいた、正確な医療知識でお応えします。

その痛みの原因はからだ全体に関係するかもしれません。正確な知識で、からだの不調丸ごと根幹から解決に導きます。また、鍼の痛みには細心の注意をはらい、丁寧に施術しています。

 

患者さまのご要望をお聞きし、鍼、灸だけにこだわらず、痛みのない整体や他の療法手技を組合わせて ひとりひとり個別の治療法で施術しますので 安心して受療頂けます。